総合スコア:4.45 / 5.0
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| うるおい | ★★★★★(5.00) |
| やさしさ | ★★★★★(4.80) |
| なじみやすさ | ★★★★★(4.90) |
| 成分品質 | ★★★★☆(4.15) |
| 刺激感への配慮 | ★★★★★(4.64) |
| ハリ・コシ | ★★★★☆(3.83) |
| ツヤ・質感 | ★★★★★(5.00) |
| うるおい保護 | ★★★☆☆(2.50) |
肌ラボ 極潤 薬用ハリクリームは、有効成分ナイアシンアミドを配合した医薬部外品のクリームです。同シリーズの「極潤 薬用ハリ化粧水」と同じナイアシンアミドを有効成分とし、3種のヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na-2・加水分解ヒアルロン酸・アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム)を配合しています。
化粧水との最大の違いは、シア脂・硬化油・ジメチコンなどの油性成分によるエモリエント効果を付加している点です。全26成分で、保湿とハリの両面に配慮したクリームタイプの処方です。
※ 本品は医薬部外品です。
【有効成分】ナイアシンアミド 【その他の成分】ヒアルロン酸Na-2、加水分解ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、アセチルグルコサミン、オウバクエキス、シア脂、d-δ-トコフェロール、濃グリセリン、BG、硬化油、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、α-オレフィンオリゴマー、1,2-ペンタンジオール、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、イソステアリン酸POE(20)ソルビタン、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ジメチコン、プルラン、カルボキシビニルポリマー、TEA、エデト酸塩、無水クエン酸、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、フェノキシエタノール
本品は医薬部外品のため、有効成分と承認効能を明記します。
| 有効成分 | 承認効能 |
|---|---|
| ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド) | シワを改善する。メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ |
ナイアシンアミドはビタミンB3の一種で、「シワ改善」と「美白」の2つの承認効能を持つ有効成分です。同シリーズの薬用ハリ化粧水と同じ有効成分を採用しており、ライン使いでの一貫したアプローチを意識した設計です。
クリームでは化粧水と比べて油性成分が多いため、ナイアシンアミドが肌に留まりやすい環境を作り出すことが期待される処方です。
| 成分名 | 特性 | 備考 |
|---|---|---|
| TEA(トリエタノールアミン) | pH調整剤 | カルボキシビニルポリマーの中和剤として配合。配合順位21番目で少量と推定 |
| フェノキシエタノール | 防腐剤 | パラベンの代替として広く使用される防腐剤。配合順位は最後尾で少量と推定 |
| エデト酸塩 | キレート剤 | 品質安定のために配合。配合順位22番目で少量と推定 |
全体として低刺激性に配慮された処方です。
化粧水と同様に、香料・パラベン・エタノール不使用で低刺激設計を維持しています。クリームでは油性成分が増えていますが、注意が必要な成分の構成は化粧水とほぼ同じです。
| 成分名 | 役割 |
|---|---|
| ヒアルロン酸Na-2 | 高分子ヒアルロン酸。肌表面に保水膜を形成し、水分保持に関わる |
| 加水分解ヒアルロン酸 | 低分子化されたヒアルロン酸。角質層への浸透性に配慮した設計 |
| アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム | アセチル基を付加したヒアルロン酸。肌への吸着性が高く「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれる |
| アセチルグルコサミン | ヒアルロン酸の構成糖の一つ。保湿をサポートする成分 |
| 濃グリセリン | 高濃度のグリセリン。しっとりとした保湿感を持つ |
| BG | 基本的な保湿剤。さっぱりとした使用感 |
| 1,2-ペンタンジオール | 保湿剤。抗菌性も持ち、防腐補助としての役割も |
| シア脂 | シアバター。エモリエント効果が高く、うるおいを保持する油性成分 |
| 硬化油 | 水素添加された油脂。クリームの安定性とエモリエント効果に関わる |
| ジメチコン | シリコーンオイル。肌表面に保護膜を形成し、なめらかな使用感を付与 |
| トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル | 軽い使用感の油性エモリエント成分 |
| α-オレフィンオリゴマー | 炭化水素系のエモリエント成分。べたつきの少ない使用感 |
| オウバクエキス | キハダ樹皮由来のエキス。整肌・保湿成分として配合 |
| プルラン | 多糖類。肌にハリ感を与えるフィルム形成成分 |
保湿・エモリエント成分は非常に充実しています。3種のヒアルロン酸による水分保持に加え、シア脂・硬化油・ジメチコンなどの油性成分によるエモリエント効果がクリームならではの特徴です。
化粧水では水溶性の保湿成分が中心でしたが、クリームでは油性成分の層が加わることで、水分を保持しながら油分でフタをするダブルの保湿設計になっています。プルランはフィルム形成能を持つ多糖類で、肌表面にハリ感を与える効果が期待されます。
肌ラボ 極潤シリーズの「薬用ハリ化粧水」と「薬用ハリクリーム」は、同じナイアシンアミドを有効成分とするライン製品ですが、処方設計には明確な役割分担があります。
化粧水は水溶性成分が中心で、BG・濃グリセリン・1,2-ペンタンジオールなどの保湿剤と3種のヒアルロン酸で水分を肌に与える処方です。油性成分はメドウフォーム油が少量配合される程度で、あくまで「水分を補う」ことに主眼を置いています。
一方、クリームではシア脂・硬化油・ジメチコン・α-オレフィンオリゴマー・トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリルなど、複数の油性成分が加わっています。これにより、化粧水で与えた水分を油分の膜で閉じ込めるエモリエント効果が付加されています。また、プルラン(フィルム形成多糖類)の配合により、ハリ感への訴求も強化されています。
注目すべきは、クリームでも化粧水と同じ3種のヒアルロン酸を配合している点です。化粧水とクリームの両方でヒアルロン酸を配合することで、ライン使いした際に保湿の一貫性を持たせる設計意図が読み取れます。「化粧水で水分を与え、クリームで水分と油分の両面からフタをする」という、スキンケアの基本に忠実な設計です。
同じナイアシンアミド配合のライン製品のため、併用することで保湿の一貫性が保たれます。ただし、必ずしもライン使いが必須ではなく、手持ちの化粧水と組み合わせることも可能です。
エタノール不使用・無香料・無着色・パラベンフリーと低刺激性に配慮された設計です。ただし、肌の状態には個人差があるため、気になる場合はパッチテストをおすすめします。
朝晩どちらでも使用できるクリームです。ただし油性成分が多いため、朝使用する場合はメイクのりを確認しながら使用量を調整するとよいかもしれません。
本品は医薬部外品(ナイアシンアミド配合)で、シワ改善・美白の効能を訴求できます。極潤ヒアルロン液は化粧品のため有効成分は含まれず、保湿に特化した設計です。目的に応じて選ぶとよいでしょう。
肌ラボ 極潤 薬用ハリクリームは、有効成分ナイアシンアミド配合の医薬部外品で、3種のヒアルロン酸とシア脂などの油性成分で保湿とハリにアプローチするクリームです。同シリーズの化粧水と比べ、油性成分によるエモリエント効果が加わり、水分と油分の両面から保湿する設計となっています。
エタノール不使用・無香料・無着色・パラベンフリーで低刺激性に配慮しつつ、ナイアシンアミドにより「シワを改善する」「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」の効能を訴求できるクリームです。
※ 本記事は全成分表示に基づく成分情報の可視化であり、医学的助言や効能効果の保証ではありません。肌の状態には個人差があります。気になる症状がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。