【成分解析】TSUBAKI プレミアム モイスト&リペア シャンプーは安全?洗浄力・成分を評価
成分スコア レーダーチャート
総合評価
総合スコア:3.37 / 5.0
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| うるおい | ★★★★★(5.00) |
| やさしさ | ★★★★☆(4.42) |
| なじみやすさ | ★☆☆☆☆(1.04) |
| 成分品質 | ★☆☆☆☆(1.66) |
| 刺激感への配慮 | ★★★★★(4.55) |
| ハリ・コシ | ★★☆☆☆(2.50) |
| ツヤ・質感 | ★★☆☆☆(2.50) |
| うるおい保護 | ★★☆☆☆(2.50) |
結論
TSUBAKI プレミアム モイスト&リペア シャンプーは、ラウレス硫酸Na主剤の高洗浄力に、ツバキ種子油・スクワラン・アセチルヒアルロン酸Naなどの保湿成分を充実させたシャンプーです。資生堂のTSUBAKIブランドを代表する製品で、しっかりとした洗浄力と保湿・補修のバランスに配慮された処方です。
特徴的な成分としてジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)が配合されており、毛髪への浸透性に配慮された設計です。シリコーン(ジメチコノール)も配合されたシリコーンイン処方で、まとまりのある仕上がりが期待できます。
全成分
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ジステアリン酸グリコール、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー、ポリクオタニウム-10、スクワラン、ツバキ種子油、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ダイズ種子エキス、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、アセチルヒアルロン酸Na、ラウリン酸PEG-2、硫酸Na、DPG、ラウリン酸、サリチル酸、クエン酸、EDTA-2Na、ジメチコノール、ラウリルトリモニウムクロリド、BG、ラウリル硫酸Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
成分から分かる特徴
- ラウレス硫酸Na主剤のしっかりとした洗浄力:コカミドプロピルベタインで泡質を補助
- ツバキ種子油(椿油)配合:TSUBAKIブランドの象徴的な成分
- ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)配合:毛髪への浸透性に配慮されたジェミニ型界面活性剤
- アセチルヒアルロン酸Na配合:通常のヒアルロン酸より毛髪への吸着性が高いとされる
- シリコーンイン処方:ジメチコノール配合で指通りに配慮
椿油(ツバキ種子油)は他の植物オイルと何が違う?
ツバキ種子油(椿油)は日本で古くから使用されてきた植物オイルで、オレイン酸を主成分とする脂肪酸組成が特徴です。オレイン酸含有率は約80〜85%とされ、植物オイルの中でも高い水準です。
よく比較されるオイルとの脂肪酸組成の違いは以下の通りです。オリーブ油もオレイン酸が主体(約70〜80%)ですが、リノール酸をやや多く含みます。アルガンオイルはオレイン酸(約45%)とリノール酸(約35%)をバランスよく含み、ビタミンEの含有量が高いことで知られます。ツバキ種子油はオレイン酸の割合が特に高く、酸化しにくい性質を持つとされています。
シャンプーにおける植物オイルの役割は主にエモリエント(毛髪表面をなめらかにすること)とコンディショニングです。ツバキ種子油はオレイン酸リッチな組成から、毛髪へのなじみがよいとされ、TSUBAKIブランドではこの特性を活かした処方設計がなされています。
洗浄力の解析
使用されている界面活性剤
| 成分名 | 分類 | 特徴 |
|---|---|---|
| ラウレス硫酸Na | 高級アルコール系(アニオン) | 高い洗浄力と泡立ち。市販シャンプーで広く使用される |
| コカミドプロピルベタイン | ベタイン系(両性) | 穏やかな洗浄力。泡質改善・刺激緩和の補助 |
洗浄力の所見
主洗浄成分はラウレス硫酸Na(高級アルコール系)です。コカミドプロピルベタインが補助として配合されており、泡質の改善に配慮されています。
洗浄力:高め。皮脂やスタイリング剤をしっかり洗い流したい方に適した設計です。乾燥が気になる方にはやや洗浄力が強く感じる可能性があります。
使用感に影響する成分
注意が必要な成分
| 成分名 | 特性 | 備考 |
|---|---|---|
| ラウレス硫酸Na | 高級アルコール系洗浄成分 | 高い洗浄力のため、乾燥が気になる方は使用感を確認 |
| ラウリル硫酸Na | 高級アルコール系洗浄成分 | ラウレス硫酸Naより刺激が高いとされる。配合順26番目のため少量と推定 |
| 香料 | 賦香成分 | 成分の詳細は非開示 |
所見
主洗浄成分のラウレス硫酸Naに加え、配合順26番目にラウリル硫酸Na(SLS)も含まれています。ラウリル硫酸Naはラウレス硫酸Naよりも分子量が小さく刺激性が高いとされる成分ですが、配合順から少量の配合と推定されます。
防腐剤はフェノキシエタノールと安息香酸Naで、一般的な組み合わせです。サリチル酸も配合されていますが、シャンプーにおいては防腐・殺菌目的で少量使用されることが多い成分です。
保湿・補修成分の解析
オイル・エモリエント成分
| 成分名 | 役割 |
|---|---|
| ツバキ種子油 | 椿油。オレイン酸を豊富に含み、毛髪のコンディショニングに広く使用される |
| スクワラン | 軽い質感のオイル。毛髪や肌へのなじみがよい |
| ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) | セラミド様の構造を持つ脂質成分。毛髪のバリア機能に関わるとされる |
| マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル | 植物由来のエモリエント成分。パルミトレイン酸を含む |
保湿・補修成分
| 成分名 | 役割 |
|---|---|
| ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア) | ジェミニ型界面活性剤。短時間で毛髪内部に浸透するとされる補修成分 |
| アセチルヒアルロン酸Na | スーパーヒアルロン酸。通常のヒアルロン酸より毛髪への吸着性が高いとされる |
| ダイズ種子エキス | イソフラボンを含む植物エキス。毛髪のコンディショニングに関わるとされる |
その他の機能性成分
| 成分名 | 役割 |
|---|---|
| ジメチコノール | 高重合シリコーン。毛髪表面を被覆し、指通りやまとまりに関わる |
| トコフェロール | ビタミンE。抗酸化作用を持ち、製品の安定性にも寄与 |
所見
TSUBAKIブランドの特徴である**ツバキ種子油(椿油)**を中心に、スクワラン、ペリセア、アセチルヒアルロン酸Naなど高機能な保湿・補修成分が充実しています。特にペリセアは短時間で毛髪内部に浸透するとされる成分で、洗い流すシャンプーにおいても効率的な補修に配慮された選択です。
うるおいスコアが5.00と高い評価を得ている点は、こうした保湿成分の充実度が反映されています。
向いている方・向いていない方
こんな方に向いています
- しっかりとした洗浄力と保湿の両立を求める方
- ツバキ油配合のシャンプーに興味がある方
- シリコーンインでまとまりのある仕上がりを求める方
- ドラッグストアで手に入る高保湿シャンプーを探している方
こんな方には向いていない可能性があります
- ラウレス硫酸Naを避けたい方
- 乾燥が気になる方や刺激に敏感な方
- ノンシリコンシャンプーを探している方
- アミノ酸系の穏やかな洗浄力を求める方
よくある質問
TSUBAKIのモイストとボリュームの違いは?
モイスト&リペアはしっとりとした仕上がり、ボリューム&リペアはふんわりとした仕上がりを想定した処方です。洗浄成分の基本構成は共通しています。
シリコーンは入っている?
はい、ジメチコノール(高重合シリコーン)が配合されています。毛髪表面を被覆し、指通りやまとまりに関わる成分です。
毎日使って大丈夫?
毎日の使用を想定した製品です。洗浄力が高めの設計のため、乾燥が気になる場合はコンディショナーとの併用を検討してもよいかもしれません。
まとめ
TSUBAKI プレミアム モイスト&リペア シャンプーは、ラウレス硫酸Na主剤の高洗浄力に、ツバキ種子油・ペリセア・アセチルヒアルロン酸Naなどの保湿・補修成分を充実させたバランス型シャンプーです。しっかり洗いつつ、保湿・補修にも配慮したい方に検討しやすい製品です。
ドラッグストアで広く販売されている定番シャンプーとして、コストパフォーマンスの高さも魅力です。一方で、ラウレス硫酸Na主剤のため、穏やかな洗浄力を求める方にはアミノ酸系シャンプーが選択肢となります。
※ 本記事は全成分表示に基づく成分情報の可視化であり、医学的助言や効能効果の保証ではありません。肌の状態には個人差があります。気になる症状がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。



