頭皮や髪にやさしいイメージの「アミノ酸シャンプー」。でも、
・パッケージに「アミノ酸」と書いてあれば本当にアミノ酸シャンプー?
・成分表のどこを見れば見分けられるの?
・洗浄力は弱すぎない?
という疑問を持つ方は多いはずです。この記事では、成分表からアミノ酸シャンプーを見分けるコツを整理します。
アミノ酸系洗浄成分には、共通する名前のパターンがあります。
| 成分名の例 | ベースのアミノ酸 |
|---|---|
| ココイルグルタミン酸Na/TEA | グルタミン酸 |
| ラウロイルメチルアラニンNa | アラニン |
| ココイルグリシンK | グリシン |
| ココイルメチルタウリンNa | タウリン(タウリン系。アミノ酸系に近い穏やかさ) |
| ラウロイルアスパラギン酸Na | アスパラギン酸 |
「ココイル」「ラウロイル」「ミリストイル」+アミノ酸の名前、という形が目印です。これらが成分表の上位(水の次あたり)にあれば、アミノ酸系を主体にしたシャンプーと判断できます。
ここが一番のポイントです。「アミノ酸シャンプー」「アミノ酸配合」とパッケージに書かれていても、成分表を見ると主洗浄成分が硫酸系(ラウレス硫酸Naなど)で、アミノ酸系は後ろのほうに少量、というケースがあります。
化粧品・医薬部外品の成分は、原則として配合量の多い順に表示されます(成分表示の順番の意味 参照)。だから、
という読み分けができます。「アミノ酸配合」という言葉は、少量配合でも使えてしまうため、言葉ではなく配合順位で判断するのが確実です。硫酸系洗浄成分については ラウレス硫酸Naは危険? で解説しています。
アミノ酸系は洗浄力が穏やかなため、
ベタイン系(コカミドプロピルベタイン等)と組み合わせて、泡立ちと穏やかさのバランスをとる処方もよく見られます。
硫酸系に比べると泡立ちは控えめな傾向ですが、ベタイン系などと組み合わせて泡立ちを補う処方も多くあります。製品によって差があります。
成分ランキングを使うのが早道です。アミノ酸系シャンプーランキングTOP10 や 界面活性剤が穏やかなシャンプーTOP10 で、成分から穏やかさを比較しています。
アミノ酸シャンプーは「洗浄の主役がアミノ酸系かどうか」で見分けます。「ココイル」「ラウロイル」+アミノ酸名の成分が、成分表の上位にあるかをチェックするのがコツです。
「アミノ酸配合」という言葉は少量でも使えるため、言葉ではなく配合順位で判断するのが確実です。洗浄力は穏やかな傾向なので、自分の頭皮の状態や好みに合わせて選んでみてください。
※ 本記事は化粧品成分に関する一般的な情報の整理であり、医学的助言や特定成分の安全性・危険性を保証・断定するものではありません。肌の状態には個人差があります。気になる症状がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。