スキンケアの仕上げに使うフェイスクリーム。ドラッグストアの定番から選ぶとき、
——仕上げのアイテムだけに、目的に合うものを選びたいですよね。
この記事では、市販フェイスクリームの定番4品を全成分で横並びに読み解きます。先にお伝えすると、4品はハリ(ナイアシンアミド)・美白(ビタミンC)・保湿(疑似セラミド)・夜用保湿と狙いが分かれます。どれが優れているかではなく、目的別の違いを中立に整理します。
成分データ確認日: 2026-06-27
| 商品 | 区分 | 主な有効成分/キー成分 | 主な狙い |
|---|---|---|---|
| 肌ラボ 極潤 薬用ハリクリーム | 医薬部外品 | ナイアシンアミド | ハリ |
| メラノCC 薬用しみ対策美白ジェル | 医薬部外品 | L-アスコルビン酸2-グルコシド | 美白 |
| キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム | 医薬部外品 | アラントイン・疑似セラミド | 保湿・肌あれ |
| ソフィーナ iP 深夜浸透クリーム | 化粧品 | 油性保湿成分・アミノ酸 | 夜用保湿 |
数値は成分構成の分析結果であり、使用感や肌相性を保証するものではありません。
| 商品 | 総合 | うるおい | やさしさ | なじみやすさ | 成分品質 | 刺激感への配慮 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 肌ラボ 極潤ハリ | 4.45 | 5.00 | 4.80 | 4.90 | 4.15 | 4.64 |
| メラノCC 美白ジェル | 4.28 | 5.00 | 4.74 | 5.00 | 3.64 | 4.70 |
| キュレル フェイスクリーム | 3.96 | 5.00 | 4.85 | 4.25 | 3.17 | 4.93 |
| ソフィーナiP 深夜クリーム | 3.61 | 5.00 | 4.79 | 1.13 | 3.33 | 4.65 |
うるおいの軸は4品とも最高値で、いずれも保湿はしっかり設計されています。違いは「何の有効成分を主役にするか」と「テクスチャー(なじみやすさ)」に表れます。配合順位の読み方は全成分表示の順番でわかることもどうぞ。
医薬部外品は有効成分が先頭にまとめて記載されています。
肌ラボ 極潤 薬用ハリクリーム:ナイアシンアミド、ヒアルロン酸Na-2、加水分解ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、アセチルグルコサミン、オウバクエキス、シア脂、d-δ-トコフェロール、濃グリセリン、BG、硬化油、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、α-オレフィンオリゴマー、1,2-ペンタンジオール、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、イソステアリン酸POE(20)ソルビタン、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ジメチコン、プルラン、カルボキシビニルポリマー、TEA、エデト酸塩、無水クエン酸、ベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、フェノキシエタノール
メラノCC 薬用しみ対策美白ジェル:L-アスコルビン酸2-グルコシド、トコフェロール酢酸エステル、グリチルリチン酸ジカリウム、アスコルビン酸、アルピニアカツマダイ種子エキス、レモンエキス、サンシュユ果実エキス、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、BG、ペンチレングリコール、濃グリセリン、ソルビトール発酵多糖液、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、POE(17)POP(17)ブチルエーテル、水酸化K、カルボキシビニルポリマー、コハク酸ジエトキシエチル、メチルポリシロキサン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(24E.O.)(24P.O.)、ポリアクリルアミド、フェノキシエタノール、親油型ステアリン酸グリセリル、軽質流動イソパラフィン、イソステアリン酸POE(20)ソルビタン、パラベン、ベヘニルアルコール、セタノール、POEラウリルエーテル、キサンタンガム、エデト酸塩、アクリル酸・アルキル共重合体エマルション(2)、香料、水
キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム:アラントイン、精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、シクロジメチコン、スクワラン、トリシロキサン、ジメチコン、POE・ジメチコン共重合体、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ユーカリエキス、硫酸Mg、BG、イソステアリルグリセリルエーテル、コハク酸、水酸化ナトリウム液、パラベン
ソフィーナ iP ゴールデンタイムリペア 深夜浸透クリーム:水、グリセリン、ジメチコン、BG、イソステアリン酸コレステリル、プロパンジオール、スクワラン、水添ポリイソブテン、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、イソノナン酸イソトリデシル、セタノール、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、ステアリルアルコール、アミジノプロリン、コハク酸ジグリコールグアニジン、メチルセリン、グリシン、アラニン、ユーカリ葉エキス、オレンジ果汁、メドウフォーム油、マカデミア種子油、アスナロ枝エキス、ヒバマタエキス、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルメチルタウリンNa、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、マイクロクリスタリンワックス、エタノール、カルボマー、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ラウレス-4リン酸Na、キサンタンガム、ポリソルベート60、セチルジメチルブチル、水酸化K、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、エチルパラベン、メチルパラベン、香料
4品はいずれもうるおいの軸が最高値ですが、主役の有効成分とうるおいの届け方が異なります。ここが選び分けの核心です。
つまり、「シワ・ハリ」「美白」「肌あれ・保湿」「夜の濃厚保湿」と、目的がはっきり分かれているため、自分が何を重視するかで選ぶと迷いません。化粧品(ソフィーナiP)は美白などの効能をうたえず、ほか3品は医薬部外品として承認された効能を表示できる、という区分の違いも押さえておきましょう(参考:医薬部外品と化粧品の違い)。
肌に合うかどうかは個人差があります。とくにこってり系(ソフィーナiP)やシリコーン感のある処方(キュレル)は好みが分かれるため、使用感を確かめながら選ぶとよいでしょう。
ジェルはみずみずしくなじみやすいテクスチャー、クリームは油性成分でコクのある感触、という違いが一般的です。本比較ではメラノCCがジェル状、ほかがクリーム状で、なじみやすさの軸に差が出ています。
医薬部外品は承認された有効成分(美白・肌あれ防止など)を含みますが、「化粧品より必ず優れている」という意味ではありません。化粧品にも保湿に優れた設計は多くあります。目的に合う成分かで選ぶのが現実的です。
必ずしも揃える必要はありません。クリームはクリームで、自分の肌悩み(ハリ・美白・保湿)に合うものを選んで問題ありません。化粧水の選び方は敏感肌・高保湿化粧水の比較も参考になります。
市販フェイスクリーム4品は、うるおいはいずれも高水準ながら、**ハリ(肌ラボ)・美白(メラノCC)・保湿と肌あれ(キュレル)・夜用濃厚保湿(ソフィーナiP)**と目的が分かれます。「クリーム」とひとくくりにせず、主役の有効成分とテクスチャーで選ぶと、自分の目的に近い一本が見つかります。
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※ 本記事は全成分表示に基づく成分情報の可視化であり、医学的助言や効能効果の保証ではありません。スコアは成分構成の分析であり、使用感・肌相性とは別軸です。肌の状態には個人差があります。気になる症状がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。